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TOM SACHS
私たちがトムと出会ったのは2016年、サンフランシスコのYBCA(Yerba Buena Center for the Arts)で彼がショーをしていたときでした。最初はオーダーメイドのバッグを作ったのがきっかけでしたが、それが気づけばもう10年近く続くクリエイティブなパートナーシップに。そこから仲間がどんどん広がり、まるで家族のような“やんちゃなクリエイター集団”ができあがりました。デザインを一緒に考えたり、休暇を一緒に過ごしたり、日常も特別な日も、すべてが繋がっています。
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ADAM SAVAGE
またひとつ、特別な出会いから物語が始まりました。アダムが「自分にとって最高のツールバッグを作りたい」と思い立ったのがきっかけです。そこで私たちは一緒にアイデアを出し合い、やがて完成したのがEDC ONE。アダムはその仕上がりをとても気に入り、「きっと他の人たちも好きになるはずだ」と直感しました。そうして生まれたのが、Savage Industriesです。
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PAT TOWERSEY (whr)
私たちがパットと出会ったのは2020年。友人であり、今ではスタジオメイトでもあるジェイ・ネルソンを通じてのことでした。あの頃は、海への愛や、カリフォルニアの海岸沿いで小さなブランドを育てていく経験を分かち合いながら意気投合しました。それから年月を重ねるなかで、一緒にコラボレーションを重ね、お互いの成長を見守ってきました。
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KEVIN SCOTT
ケヴィンはまさに“真のつくり手”。その知識の泉のような頭の中はもちろん、彼の工房を見れば一目でわかります。そこはまさに職人の夢が詰まった空間で、もし許されるなら私たちはそこで暮らしたいと思うほど。
そんなケヴィンと私たちは、月に一度の土曜日を「特別な制作の日」と決めています。ミシンを囲みながら一緒にプロジェクトを進めたり、ものづくりを口実にただ一緒に過ごしたり。時にはページをめくるように、彼の頭の中にある“生きた百科事典”を開いてもらうのも楽しみのひとつです。
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Nepenthes / Engineered Garments
ネペンテスのチームとの出会いは、まるで運命に導かれたようなものでした。ある友人から「絶対に会うべき、同じ感性を持つ最高の仲間がいる」と熱心に紹介され、コラボレーションの話で盛り上がっていた矢先のこと。驚くべきことに、ほんの数週間後にはパートナーのマフィアジャパンから「ネペンテスとコンタクトを取った」と連絡が入ったのです。
偶然とも必然とも思えるタイミングが重なり合い、そこから物語が動き始めました。
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Chef Fernando Trocca / Mostrador
フェルナンド・トロッカは、私たちの大切な友人であり、世界的に知られるシェフです。もしあなたの友人に名シェフがいなければ…おすすめします。彼のウルグアイにあるレストラン「Mostrador」は、小さな海辺の町ホセ・イグナシオに佇み、ニューヨークにも同じ魔法を感じさせる場所を構えています。そこで味わえる料理は、驚くほど美味しく、手づくりで、地元の食材をふんだんに使ったものばかり。キッチンのすぐそばで採れた素材が、そのまま一皿へと生まれ変わるのです。
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PATAGONIA
パタゴニアとの関係が始まったのは、フレッチャー・シュイナードが自分の使い古したカイトセイルを寄付してくれたことがきっかけでした。私たちはそれをバッグへと生まれ変わらせ、その出来栄えを見たフレッチャーがパタゴニアの仲間たちに紹介してくれたのです。
すると今度は、使い込まれたパタゴニアのジャケットやクライミングロープなど、さまざまなギアが次々と手渡されるようになりました。試行錯誤を繰り返しながら、それらを新たな形へとアップサイクルしていく。そうして私たちとパタゴニアとの物語は始まり、今も続いています。 -
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RIVIAN
パタゴニアで共に働いていた友人たちの何人かが、リビアンへと移りました。彼らはすでに私たちのことをよく知っていたので、リビアンのチームがリテールスペース向けにサステナブルなプロダクトを求めていたとき、真っ先に声をかけてくれたのです。
そこで私たちはいくつかのギアを手がけ、大きな手応えを感じました。そして次に紹介されたのは、さらに大きなアイデアを持つインテリアデザインチーム。出会いがまた新しい可能性を連れてきてくれました。 -
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LAURA KAMPF
ローラと初めて出会ったのは、ドイツ・ハンブルグで行われたトム・サックスのショーでした。共通の友人が何人もいたこともあり、その夜の終わりにはまるでずっと前から知っていた仲間のように感じられたのです。
彼女自身が“つくる人”であることも、そのつながりを自然に深めてくれました。手を動かし、ものを生み出すことを愛する者同士が出会ったときに生まれる、特別な絆。ローラはその喜びを体現し、まわりの人々にも「自分の手でものを生み出す楽しさ」を気づかせてくれる存在です。 -
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Jay Nelson
これまでに私たちはジェイ・ネルソンと数々のプロジェクトを共にしてきました。彼の唯一無二の建築のために、特注のアイテムをつくり上げてきたのです。ジェイは古材を使い、私たちは使い終わったセイルを使う──その組み合わせだけで、一艘のボートができてしまうほどの素材が揃ってしまうのだから面白いものです。
素材に込められた時間や物語を生かしながら、新しい形を生み出す。その共通の姿勢が、私たちを長く結びつけています。 -